マッサージベッドの選び方
マッサージベッドを選ぶ際の注意点
マッサージベッドは最初に購入すると、その後は買い替えるような機会は少ないので、初回購入時には用途にあった適切なマッサージベッドをよく考えて選びましょう。
マッサージベッドを選ぶ時の重要なポイントは3つあります。
施術者の体型と施術内容にあったサイズ選びが重要なポイントです。
マッサージベッドを選ぶ上で重要なポイント3選
POINT1:高さ
施術者が施術し易い高さを選ぶ事が重要ですが、 選ぶ高さの基準は施術者の身長、患者様の体の厚みによっても変わってきます。 標準的な高さは50㎝ですが、主となる施術内容によっても変わってきます。 施術方法が多い場合や施術スタッフが多い場合などは電動で高さ調整可能な電動昇降ベッドもおすすめです。 参考までに思ったより高さが高かったという理由でサイズ交換対応される事があります。 人の体の厚み、マクラやクッションの厚みも考慮しましょう。 テーブルなどでシュミレーションしてみるのが確実です。
POINT2:幅
ベッドの幅が広いとリラックス効果や安心感が高まります。 ただし、幅が広すぎると施術者から患者様の反対側に手が届きにくくなり、施術時の体勢に負荷がかかってしまう場合があります。 一般的には60㎝~70cm幅が多いですが、院内の広さなどを考慮し、適切な幅を選びましょう。 うつ伏せメイン、仰向けメインなど、施術方法により幅のサイズが変わります。 特に腕の置き方によって幅が決まる事が多いです。 体位変換する場合は、幅を広めにとっておく方が安心です。 設置する場所を考慮し、テーブルなどでシュミレーションしてみるのが確実です。
POINT3:長さ
院内の広さを考慮して長さを選びます。 平台の長さは170㎝、180㎝が一般的ですが、スポーツ向けの医院などでは大きめのサイズや特注サイズを選ばれる事もあります。 長さ180cmのベッドで身長170cmの人が仰向けで寝た場合は余裕がありますが、うつ伏せではちょうど良い大きさとなります。 一番端に頭を置かないので、マクラの位置を考えて選びましょう。 設置する場所を考慮し、テーブルなどでシュミレーションしてみるのが確実です。
有孔加工について
有孔加工とはうつ伏せの時に呼吸を楽にする為の加工です。 有孔加工にそのままお顔を当てて寝るよりも、お顔への圧迫を軽減する為に、マクラやフェイスタオルをご利用ください。
ベッドの足について
◯内脚と外脚
・内脚 脚が内側についています。施術に脚が邪魔になりにくい設計です。
・外足 脚が外側についています。安定感を重視した設計です。
◯H型と上段H型について
・上段H型は横バーが施術の邪魔にならない設計です。 ※強度(等分布荷重 400kg)はほぼ同じレベルです。
◯1本脚とH型について
・一本脚 強度(等分布荷重)が300kg(普通)です。通常のマッサージ・整体などにしっかり対応します。
・H脚 強度(等分布荷重)が400kgになり、横倒れに強く、ベッドも長持ちします。
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